
今日はよくInstagramで質問を頂く「やりくり方法」をテーマにしてみます。
結論私は「やりくり方法なんて何でもいい。これがベストと言えるやりくり方法はその人によって違うので一概にコレなんて最適解は無い」というのが感想です。
ちなみに私の家計管理についての記事がYahoo!ニュースなどで取り上げられると
「今どき現金でやりくりとか草ww」
「家計簿とか時間の無駄、マネーフォワードアプリで一括管理でいいだろ」
とかよく書かれていたりします。
マイナポイント事業などで今まで現金派だった人も、それきっかけでキャッシュレス決済に切り替えた方や
LINEpay paypay導入当初はお得なキャンペーンが何度も繰り返されキャッシュレス決済を始めた方も多いかと思います。
それからある程度時間が経過し、結局やりくりは現金のままが良かったのか?キャッシュレスか?とモヤモヤしている方も多いかと思います。
その中で私が様々なやりくりを経験して
結果、手書き家計簿と現金でのやりくりに行き着いた私なりの考えをまとめたいと思います。
1 なぜ日本はキャッシュレス化を進めているのか?

そもそも日本ではなぜ政府主導でキャッシュレス化を推進しているのか?
なぜキャッシュレスを普及させる必要があるのか?という話を私なりに調べたのですが
世界と比べた日本のキャッシュレスの現状は、ちょっと古い記事を見つけたので最新データでは無いのですが2016年時点で日本の普及率は約20%
政府は2025年までにキャッシュレス決済の比率を、この約20%から約40%にするという目標を掲げているとの事。
他国のパーセンテージはどうなのかというと、韓国で約96%という高水準を誇り、次にイギリスが約69%、中国が約66%、オーストラリアで約58%、カナダ約56%と続きます。
日本が大きく出遅れているのは明らかですが、なぜキャッシュレス化が重要なのかというと以下の3点だそうです。
現金決済のインフラコスト削減
現在、現金決済インフラを維持するために年間で約1.6兆円を超えるコストが発生。
ATM機器の設置や運営にコストが発生し、このコストを下げることがキャッシュレス決済を推進している理由の1つとなっています。
人手のコスト削減
セルフレジの普及等により人件費が削減でき、利用者の時間短縮等も実現可能。
現金の取り扱いが減るとその結果、偽札、偽造紙幣が使われる可能性が減り、現金強盗も減少する可能性があるとの事。
インバウンド観光客はキャッシュレス決済が当たり前
インバウンド(訪日外国人旅行者)の多くはキャッシュレス決済が浸透しており、
中国の場合、海外旅行先で銀行カードを使用した現金引き落としの限度額が厳密に定められていることもあり、日本国内でも主にキャッシュレス決済を利用しています。
このような事情もあり、キャッシュレス決済が利用できない店舗に対してストレスを感じる外国人観光客は少なくありません。
キャッシュレス決済ができない店舗は機会損失につながり、世界的にもキャッシュレス化が進んでるので日本も取り入れて経済ガンガン回していこう!という事、、ですかね?
(勝手に違う解釈していたらごめんなさい)
2 キャッシュレス決済はメリットが多い

このコロナ禍において現金のやり取りをしなくていいのが今は1番のメリットかもしれませんが
ざっとこんなかんじでしょうか、、
- 現金を引き出す手間がいらない
- ポイントが貯まる
- 衛生面
- 何かしらキャンペーンがある
- 家計管理しやすい
- 現金を持ち歩かなくていい
- 支払いが早い
3便利さの一方でデメリットも
1番のデメリットは現金と比べて、お金のありがたみを感じにくい事かな、、と一定期間使ってみて感じます。
目で見て、この金額しか残っていないと視覚から感じる事が出来ないので「お金には限りがある」という意識を感じにくくつい、使いすぎてしまいクレジットカード支払いの際に
「え?何にこんなに使ったっけ?」となる傾向が。
(私だけだったらすみません)
※私が現金派の理由の大部分がこれです

もし、私が子育て中でもなく独身だったら全てクレカかスマホ決済で簡単に済ませて
月に一回くらい家計簿アプリでチラッと確認位で良いと思ってます。
大きな貯蓄の目的もなくただ黒字家計になっていればOKだったら絶対そのほうがラクです。
でも、私は今現在「お母さん」なので自分の事だけ管理できていればOKな環境ではなく
子どもにお金の使い方、管理の仕方を教えていかなければいけない立場で
長女は1年生で数の意味も計算も理解してきている時期です。
自分がラク時短を優先するあまり、子ども達に金銭感覚を教える機会を失ってはいけないなと思っています。
自分達夫婦がどれだけお金の知識武装し小さく暮らす金銭感覚を身に着けたとしても
その子ども達がお金に対して考えが甘く簡単にリボ払いをしてしまったりしないよう
子育てをしながらすぐそばで、お金を予算立てる、使う、貯金するなど扱い方をしっかり伝えていかないとな、と思っています。
「本読みなさい」というより親が横で読書してる姿を見せるほうが良いし
「勉強しなさい」というより家族全員テレビもスマホをオフして全員が机に向かう時間を決めたほうがいいし
「挨拶しなさい」というより親が積極的に挨拶する姿見せるほうが良い
口でベラベラ説明するより
小さい頃から普段そばで家計簿をつけて、
100円玉が10枚で千円
千円が10枚で一万円。
それらを見せながら
「1週間この1万円だけで生活するんだよ」など話しながら
お金には上限があってなんでも買える訳じゃない事
今目の前にあるお金を貰うためにパパとママは仕事をしている事
などを伝え働く意味、予算を決める意味、なんでもかんでも物を買ってお金がなくなるとどうなるのかを実際に数字や、現物のお金を見せながら伝えていかなきゃいけないなと思っています。
ちょうど最近こんなことがありました。

これは先日長女とスーパーに買いものに行った時の話なのですが、
映画でも見ながらおやつ食べようと買い物の目的はおやつとジュース。
しかし入口にいちごが並んでいて「ママ!イチゴ食べたい!」と言われた時
「今週の財布の残り100円玉10枚しかないんだけど、この580円のイチゴ買ったら100円玉残り4枚しかないよ。おやつとジュースどうする?」
と私が聞いたら
「じゃあ足りるやつ探すわ!」と一生懸命100円玉4枚で足りるか貼りだされている金額を見ながら棚を見て
「う~~~~ん、どれも100円玉より大きい数だなぁ」と悩んでいたら
「え!?うまい棒ってめちゃくちゃ安くない!?」とうまい棒が1つ20円と書いてあるのに衝撃を受けていました。
逆に知育菓子やおまけがついているお菓子が高い事を知ったり。
これは別にキャッシュレスどうこうではなく、子どもと一緒に買い物に行くのは大変ですが小学生くらいになると一緒に買い物に行き物の値段や計算など学びになる事が沢山なので
下の子がいると大変ですが夫が在宅の時は下の子をお願いして積極的に長女と買い物に行って学びの機会を増やしたいなと思います。
親としては美味しい美味しいと食べるイチゴをどんどん買ってあげたい気持ちに駆られますが、お金には上限があり贅沢はたまにだから嬉しいんだという事も伝えていかなきゃいけないな~
など色々考える出来事だったという小話でした。
キャッシュレス決済で思い出したこと
最近家計管理が順調ですっかり忘れていましたが、
そういえば私は独身時代あればある分使ってしまう浪費家タイプでした!
なんですかね、気が大きくなってしまうのか自由にキャッシュレス決済を利用していると、コンビニでふと目についた商品も「いいね!とりあえず買っておこう!」と、本当に必要なものかをよく考えずに気軽に買ってしまうようになりました。
paypay払いだと花王商品が30%オフ!とか言われたら今必要ないけど日用品のストック買っておいたほうがいいかな!!
とか思ってしまいますよね。
一度浪費傾向になってしまった私はやっぱり現金で
「財布の中に1万円しかない」と意識して買い物をしないと、ムダな買い物が増えてしまいます。
ライフスタイルに合う方法でOK

ポイント貯めるならクレカ一択という人もいるし
お得さ重視でスマホ決済一択という人もいるし
面倒だけど私のように現金派という人もいるかと思います。
それぞれ考えは色々で自分に合う方法で良いと思います。
誰かがスマホ1つで身軽が1番と言っているからそうしよう、と思ってもそのやり方では使いすぎてしまうと気づけば現金でもクレカでもOK。
どこかのだれかのやり方ではなく自分なりの最適解が見つかるとモヤモヤがなくやりくりできるかと思います。
大事な事はやりくり方法よりも身の丈生活
やりくりの方法に悩む方もいらっしゃるかと思いますが、何より身の丈に合った生活をしているかが1番大切です。
現金かキャッシュレスか悩むより
毎日のコンビニ通いやお酒など嗜好品が本当に必要か?
必要以上の保険やスマホのプランに入っていないか?など暮らしの見直しのほうを今一度見直すほうが大切かなと思っています。
結局何が言いたかったかというと
「やりくり方法は自分に合う方法で、誰にでも当てはまる正解は無い」というお話でした。
今日のブログの内容はVoicyでも話してますので、声で聴こうかなという方は是非音声配信もチェックしてみて下さい^^
https://voicy.jp/channel/2625/275723
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